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奇岩とマリア様、ルピュイエンヴレ、フランス [旅]

おはようございます。

アイスランドの噴火の影響が深刻になってますね。
前回1821年の噴火のときは2年間活動したというから
自然界のこと、気を急いてはいけないけれど
大変だなあ。。。

さて。。。
フランスあちこち巡りを続けましょう。


ルピュイエンヴレ Le Puy -en-Velay
フランス地図を人に見立てると、丁度おヘソ辺りにある比較的落ち着いた
雰囲気をかもしている中世の街。
オレンジの屋根、オレンジ色の街灯が郷愁を誘う。。。

車で街へむかう途上、尖状にそそりたった岩山の頂上に建物が見える。
10世紀のロマネスク様式の礼拝堂、サンミシェル・デグル。

下から100mくらいありそうな岩山。
どうやって建てたんだろう、生活用水はどうしているんだろう、電気は?ガスは?
と真っ先に思ってしまう私は現代人。。。
どうしても登りたかったのだけれど、時間が無く断念。


この街の一番高い所に建つノートルダムは、
スペイン聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の起点の一つとして
ユネスコ世界遺産にも登録されているらしい。

空気が澄んでいて、静謐な感じ
街が、美しい
人が、おだやか
酒が、おいしい(あ、これは関係ないか。。。)


朝もやのかかった街は はっとする美しさ
てくてくrupuy0105.jpg

てくてく
rupuy0106.jpg

余計なものが 無い

ネオンや看板
明るすぎるコンビニ
電柱


壁の色や 屋根の色が統一されているのも
中世の空気を濃くしている
こういうところでは 普通に幽霊とかに遭えそう
っと思って歩いていたら 曲がり角から
rupuy0099.jpgふうっと 音も無く 出てきたおじいさんに
思わずぎょっとする
足があったので 安心する
どうやら目指すところが同じらしい

山頂のマリア様

そう
山頂には、ナポレオンがクリミア戦争で持ち帰った大砲から
作ったと言われる18mものマリア像がある
らしい。。。

っというのも 階段を上がり入口らしきところまで来て
鎖がかかって入れなかった
朝早すぎた!

rupuy0100.jpg

信心深そうな 白いあごヒゲのおじいさんは
閉まっているのを知ってて 来ていたようで
入り口のすぐそばで 熱心に祈っていたので
写真だけ撮って帰るのも 気まずく
私もしばし 黙祷

この異邦人の行く手が 
どうか楽しい出逢いでいっぱいでありますように。。。

階段を降りる先にはrupuy0104.jpg
もう一つの街のシンボル ノートルダム

rupuy0108.jpg
ドアが素晴らしい!!!
rupuy0109.jpg

木戸を押してと
中世のにおいがして
時間が逆戻りしたような空気感

静かに祈るおばあさん
出勤前のスーツ姿のサラリーマン
赤ん坊を抱えたお母さん

それにしても 寒い
昔ながらの教会には 暖房らしきものが無くて
ベンチ椅子もヒエッとしている

残念ながら
お腹が痛くなってきて 早々に退散

この街では8月にマリア様のお祭りがあって
街中を練り歩くらしい
また夏に来て 是非あの奇岩に登りたいなあ



ではまた


深礼//



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