悩むなよ

海の見える　高台にある寺

ちょうど　紅葉狩りの季節で

駐車場は満車　

なのに

参道は　人いきれよりも強くて静謐な空気で
満ち満ちている

真上を見るって　久しぶり

下ばっかり　向いていたからなあ　このところ

大したこと無いよ
って言われた気がした

タグ：千年杉 ちっぽけなワタシ

うどん山 と しょんべん川

おはようございます

知らなかった！　あの映画「うどん」の象徴的な
どんぶりを　ひっくり返したような山


本名は
いいのやま　というらしい


ここは　香川県

美しい日本一の角度の　石垣を持つ
丸亀城跡からも
「うどん山」は　足元までしっかり見えた

「山」という漢字　そのものの姿が
何だかおかしくて　愛嬌がある

も一つ　となりにあるのが
「あおのやま」
これまた　
「わたくし、山でございます」
という姿の山で。。。

で
いいのやま　と　あおのやま　の間に流れるのが

「しょんべん川」

あら失礼
本名は「土器川（どきがわ）」


むかし　むか～しのことじゃった

いいのやま　と　あおのやまは
どっちが　高いか
どっちが　えらいか

いっつも　いっつも
張り合っていたんだと

ある日のこと
いつものように　喧嘩が始まったのじゃが

あまりに言い合いが　うるさくて
昼寝を邪魔された
山の神様　おじょも（＝だいだらぼっち）　が

大いに怒り
右足を　いいのやまのてっぺんに
左足を　あおのやまにてっぺんに
むんずと　踏みしめて
こらしめたんだと

神様に怒られ　しゅんとなった
二つの山は　仲直り

めでたし　めでたし。。。



じゃ　話が終わっちゃう
続きがあるのが　いいところ

仲直りができたので　安心した神様
ふと急に　
もよおしてしまったらしい

そこで
２つの山の上に　足を乗せたまんま

豪快に
しゃ～～～～～

っと
そうして　一筋の　
ありがた～い　ありがた～い川が生まれた

それからというもの
その川が　間にあるお陰で
二つの山は
仲良く　すごしたとさ


昔の神様は　なんとも
かわいいなあ


ではまた
おやすみなさい

深礼//

タグ：四国丸亀 日本昔話 だいだらぼっち 映画「うどん」 おじょも

旅、緑の街チューリヒのお化け柳

おはようございます

てくてく歩き　チューリヒ編　その３

水と緑の街　
この街の散歩は
徒歩はもちろん
ボート　遊覧船　路面電車　バス
どれも　一枚のパスでスムーズ

湖岸の公園を　てくてく

緑のかたまり
あれは何だろう

近づいてみると
お化け柳だ！
下を歩く老夫婦　颯爽と走る自転車で
大きさがわかってもらえるかしら

ものすごく大きな　この木陰には
人も　鳥も　雨宿り
暑い夏には　夕涼み


水も静かに　人の暮らしに息づく


街を流れる川下りも　楽しみの一つ


ゆったり　のんびりの
チューリヒです

深礼//

タグ：緑のお化け 散歩に最適な水辺 老夫婦の散歩道 歩こうチューリヒ

旅、チューリヒ、ゆとりあるユトリベルグの丘の上

おはようございます

チューリヒ　その２

近郊を走る列車Sバーンに乗り　丘に登る
赤いかわいい列車

丘の名は
Ultibergユトリベルグ

ユトリベグルって　日本語おかしいなあ
ウルティバーグの方が　現地の言葉に近い

しかし
日本人には優しい名前に　聞こえる
「ゆとり」
確かに　ゆとりだらけだ

緑
緑
宮崎駿ワールドに出てきそうな
キリンのような動物のライト

緑
緑

空も　ゆとり
湖も　ゆとり

でも　丘の上に立つ展望タワーの最上段は
寿司詰め
ゆとりゼロ　べるぐぐぐぅ　？！

でも眺望は最高！



深礼//

タグ：清潔奇麗 永世中立国 緑の丘 ゆとりにゆとりなし チューリヒの眺望

旅、モンセラット、黒マリア、奇岩上の修道院

おはようございます。

聖地モンセラットMont Serrat

スペインの秘境　パワースポット


バルセロナから電車で50分
下車駅からロープェイで15分

開いた　ロープウェイの窓から入る風が
どんどん　冷たくなってゆく

着いた修道院の門


エライトコロニ　タテタナァ

長年の風雨にさらされ　千年単位でけずられ
形を変えてきた奇岩山　その中腹
雲上の世界だ


聖堂前の中庭
荘厳な空気が　辺りを包む

ここのご本尊は　羊飼いが洞穴から見つけたという

黒マリア様

私も人の列に加わり　お顔を拝してきた
入口扉の表示

なんだか　面長なそのお顔は
東洋的な雰囲気を　かもしていて

観音様のようにも　
弥勒菩薩のようにも。。。


ちなみに
小一時間　がんばって並んで
マリア様の前に　立てる時間は
一人　10秒弱

レアなことに　ナント
背中側からも　拝めるのでした

人っ子一人おらず　完全貸切

きっと背中からの　お祈りも
聞いてくださっているのでしょう

思わず手を合わせたくなる
凛とした空気が
そこにある

神秘の地　モンセラット
山から　いっぱいパワーをもらいました


深礼//

タグ：パワースポット スペイン秘境 黒マリア 奇岩上 修道院 噂には聞いていたけれど

旅、南仏、ローマ遺跡トロフィーと地中海ルタルブ

おはようございます

南仏の小さな街　La Turbie

やってきたのは　ローマ時代の遺跡
トロフィー
門をくぐると　いきなりそびえている


高いところを見つけたら　登らずにおれないワタシ
入場料が意外と高いことに　少々戸惑いながらも
また来る機会は　あまりないだろう　
よしっ


半分崩れ落ちた　塔の中程まで登れるようになっている

地中海の海風が　寒いくらい強く　気持ちいい
地上からは見えなかった　遠くの景色が見える
碧い空と　青い海
左手下は　モナコ
右手は　ニース
さっき通ってきた協会の尖塔のタイルが
熱帯魚のうろこの様に　美しい


ボランティアガイドのお兄さんが　色んな質問に答えてくれる
英語は少々たどたどしいけれど　言葉を選びながら
丁寧に説明してくれた

ローマの力を見せつけるためと　見張り台としても
方々から見える場所に建てたのだろうと言うが
実際の目的は　謎らしい

車で抜けると１分かからない　こんな小さな街にも　
ローマ人の痕跡があることに　おどろく


小さな旅
美しい風景
美味しい料理
人とのふれ合い


今日も。。。

深礼//

タグ：地中海の海風 散歩と遺跡 バス移動の旅 南フランスの小さな街 ローマ遺跡

旅の風景、象さんの鼻先で水浴び、南仏シャンベリー

おはようございます

フランスに限らず　旅するときは
ジョギングシューズは欠かせません

南フランス「Chamberyシャンベリー」　を訪れた

マップでどうしても気になる表示が。。。

「４頭の象の広場」　と書いてあるのよ
？？？

ゾウ大好きな私は
この街に着いた時から　気になって気になって

でもスケジュールに追われて　
あろうことか　移動する日になってしまった

出発の朝　車が出るまで15分
よしっ　行ける！
一度しまいこんだジョギングシューズを　引っ張り出し
あとの荷物は　レセプションのお姉さんに
ちょっとだけ　見ててもらって

だあぁぁぁぁぁぁぁっっっしゅ

歩くと20分と言われたけど
おっこれは意外と近かった

いた！


四方向に一頭ずつの　ぞうのゾウ　だぞう　（失礼）；
なあるほど！確かに四ぞう　だぞう（しつこい！）；


地元の老夫婦が
腕を組んで　朝の散歩しながら
象の鼻をなでていった

老夫婦が去るのを　見届けて
代わりに　ハトがやってきた

象の鼻から水をもらって
行水？　朝シャン？


のどかな　こころ和む　朝の一こま
来てよかった

よおし
ホテルにだっしゅーーーーーーーーーーーっ
ぎりぎり間に合った　ふぅ

ふふふ　ゾウの目　かわいかったな。。。
車に揺られながら　ニマニマしていたら
横から変な目で見られた

でも
やはり　旅は一期一会
心残りは　無い方がいいよ
思ったときに　動くべし！

本日もおつきあい
ありがとうございました


深礼//

タグ：南フランスのひとこま 旅人と日常 4頭の像の広場 シャンベりー

キュンとなる写真（２）、ブラジル、鶴とニッキー

おはようございます。

ブラジル　ミナスジェライス州ベロオリゾンテ
「美しい地平線」という名の街

泊めてもらった知人宅の隣の女の子

『ニッキー』


日本人は珍しいらしく
もじもじしながら　隠れたり　また顔を出したり

もうすぐ私は
サンパウロに帰る　バスの時間

鶴を一羽　パパッと織って
差し出したら
たたたっ　と駆けてきて
スッと　受け取ると
ぱたぱたっ　とドアの向こうに消えた

あらあらっ行っちゃった　と残念に思って外に出たら
思わぬことに　頭上から
呼び止められた

私の首にあったカメラを指して
撮ってって

仕方ないなあ
両手に持った大きな荷物を　ひとまず置いて
でもほんとは　ちょっと嬉しくて
軽やかにシャッターを押した


もう１０年以上も前のこと

この一枚が残っていなかったら

その後　バスが3時間遅れて
無事に飛行機に間に合うか
不安で　たまらなかったことや

その数日前
友人に放って置かれた私を
満天の星を見に　ドライブに連れて行ってくれた
陽気な二人組の心遣いに　ぐっときたことも
忘れ去っていたかも　しれないけど

ほっこり　思い出させてくれ
「キュンとする一枚」は

秋の夜なべに　ぴったり

みなさんの大切な一枚は
どんな一枚ですか。。。？



深礼//

タグ：ブラジル 千羽鶴と少女 一人旅 ニッキー 思い出

南仏バスクのテキスタイル

おはようございます

南仏の太陽は
ぎらぎら　というより　キラキラ　してる
その下にあるものも　
みーんなキラキラして見えるから　不思議

南フランス　ビアリッツの街角に
色とりどりの布が舞うお店を発見！
車で通り過ぎた時に　ちらりと見えた
記憶を頼りに　歩いてみた

あった！

クッション
ピローカバー
テーブルセンター
ベッドカバー
キッチンミトン

ああ　太陽の色だ！

思わず
新婚の　あの人に
新築した　あの人に
料理の好きな　母上に

10畳ほどの　小さなお店で　１時間も
あーでもないこーでもない
やっぱりこの色がいいかな
あの色の方が似合うかな　と悩みまくり

帰りの紙袋が　想いで重い

お店の方に
商品の撮影はダメだと思うけど
あなたがとても良くしてくれたから　と
お願いして　一枚パチリ


お好きな方
よかったら　サイトを覗いてみて下さい
www.jean-vier.com　ジャン・ヴィエ
南仏からスペイン北部にかけて広がる　
バスク地方の銘産品

バスクと言えば　スイーツ好きの人はピンと来るかしら
「ガトーバスク」
今回は　食べ損ねたわっ
残念。。。


深礼//

タグ：南仏 太陽色の布 バカンスとショッピング インテリア ジャン・ヴィエ リネン ファブリック

フランスのバカンス

おはようございます。

７月の南フランス　と言えば、バカンス
一年に１ヶ月は最低休まないと！とフランスの友人
「休まないと（いけない）」
なんて　何て贅沢なんでしょう！


お庭でのんびりとお食事

愛犬と昼寝


揺れるハンモック

山花を摘んできて飾り。。。


絶えることのないおしゃべり

そうして一日が終わってゆく

あ〜羨ましい

でもそんな毎日に　
何日間　耐えられるかしら？！

掃除したい
モノ創りたい
走りたい
そんな欲求に負けずに　バカンスに浸るのも
結構しんどそうね

なーんて　たった半日で思ってしまった
働きバチのワ・タ・シ

そういえば　日本人だってちょっと前
（っといっても江戸時代）は
一年のうち
３分の一　働き
３分の一　遊び
３分の一　寝て
暑い時　天候の良くない時　お祭りの時期
働くなんてぇなぁ　愚の骨頂よぉ

っていうのが　当たり前だったというから
明治以降は様変わり　し過ぎましたねえ


やっぱり。。。
バカンス　万歳！！！！！


深礼//

タグ：バカンスの過ごし方 南フランス お庭でブランチ ハンモック