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塩天国フランスの島、イル・ド・レ [旅とグルメ]

おはようございます。

フランスの南西、大西洋に浮かぶ島
イル・ド・レ
「イル」が島だから 言いかえると
「レ島」れとう?れじま?
いきなり恰好悪くなってしまうので
やはり
イル・ド・レ にしましょう

ここの名産はズバリ 塩

島にはサイクリングロードが整備されているので
街のレンタサイクル屋で 碧い自転車を借りて
20キロほどのショート(!)コースを走る
大陸フランスの人はスケールが違う

ちなみに島一周プラス橋を渡って 本土の街ラロシェルまで
行って帰ってくるのが一番長いコース
家族や恋人と。 と書かれていたけど
疲れた家族からはブーイングで
恋人とは語らう元気も失せてしまうんじゃないかなあ??


さて
基本的にバカ丁寧で 一番迷いそうなところで突然不親切になる
サイクリングロード標識を頼りに 
島風を切って 走る 走る

そしてこのコースの両側に広がるのが 塩田

四角く区切った田のような土地に 海水を蒔き
水が蒸発した後に残った塩を
かき寄せて山にする
めちゃくちゃ原始的かつ 自然界頼みの産業

一番暑い午後には 人影まばら 
朝の海水まき 夕の塩掻き
PICT0154.jpg
自転車を止めて 作業をながめた
黙々と塩を掻く単純重労働
向こうの田では 水牛が活躍中

眺めながら 
自分の体内の水分も 塩田と同じスピードで蒸発していると思うと
息苦しさを覚えて ミネラルウォーターに手が伸びる
ぬるいペットの水が 塩っぱく感じるのは 汗のせい??

観光客用に売っている
小洒落た「ハーブ入り」とか「パプリカ入り」の瓶詰めでなくて
粗塩1kg ズバリ1.97ユーロ をスーパーで見つけ
やった 安い! と喜んでたくさんお買い上げ
50メートル歩いて 
しまった 重い! と気づくも 後の祭り
l'illedere.jpg
汗だくになって 日本まで持ち帰ったこの塩
友人家族 みんなから好評だったのが 救いでした
素朴な丸い甘いお塩でした
焼き魚にとっても合いますよ

自転車と海産物と海が好きな人
何もせず のんびーり過ごすには 天国のこの島 
一度はお越しあれ


深礼//

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