キュンとなる写真（２）、ブラジル、鶴とニッキー

おはようございます。

ブラジル　ミナスジェライス州ベロオリゾンテ
「美しい地平線」という名の街

泊めてもらった知人宅の隣の女の子

『ニッキー』


日本人は珍しいらしく
もじもじしながら　隠れたり　また顔を出したり

もうすぐ私は
サンパウロに帰る　バスの時間

鶴を一羽　パパッと織って
差し出したら
たたたっ　と駆けてきて
スッと　受け取ると
ぱたぱたっ　とドアの向こうに消えた

あらあらっ行っちゃった　と残念に思って外に出たら
思わぬことに　頭上から
呼び止められた

私の首にあったカメラを指して
撮ってって

仕方ないなあ
両手に持った大きな荷物を　ひとまず置いて
でもほんとは　ちょっと嬉しくて
軽やかにシャッターを押した


もう１０年以上も前のこと

この一枚が残っていなかったら

その後　バスが3時間遅れて
無事に飛行機に間に合うか
不安で　たまらなかったことや

その数日前
友人に放って置かれた私を
満天の星を見に　ドライブに連れて行ってくれた
陽気な二人組の心遣いに　ぐっときたことも
忘れ去っていたかも　しれないけど

ほっこり　思い出させてくれ
「キュンとする一枚」は

秋の夜なべに　ぴったり

みなさんの大切な一枚は
どんな一枚ですか。。。？



深礼//

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